ロンドンに暮らすアラサー会社員のHARUKAです。
結婚を機にイギリスのロンドンに住んで3年目です。現在妊娠7か月になり、備忘録も兼ねて、今回は妊娠初期~中期にかけての妊婦検診や調べたことなどをお話しします。
NHSでの妊娠・出産の流れについて興味のある方のお役に立てれば届けばうれしいです。
妊娠に気づいたら:GP or Self-Referral
妊娠検査薬で妊娠が気づいてからまず行ったことは、MidwifeへのSelf-referalです。イギリスでは、産婦人科へ行くのではなく、Midwife(助産師)チームへの予約が一般的です。
登録しているGPを通してMidwifeとの初回アポイントを取ってもらうか、Self-Refrralという自分でオンラインフォームなどを通して、Midwifeとの初回の予約を取ります。
私は、GPを挟むのが面倒だったので、住んでいるエリアのMaternity serviceのある病院をウェブで探して、いくつかある中から行きたい病院を選んでSelf-referralのフォームを送信しました。(GPに初めに行けば近くのMaternity serviceのある病院を紹介してくれると思います。)
必要情報は病院によって異なると思いますが、私の場合は住所や最終生理日、持病、生年月日などだったと思います。1週間ほどで連絡があり、最初の予約日を伝えられました。電話とメール、NHSアプリでも予約情報が届きました。
初回検診:8週~10週
初回の検診はMidwifeとの予約です。
私は10週に近いころにこの初回検診がありました。妊娠から出産までのスケジュールや記録を保存するための青いフォルダーを渡され、持病や家族の病歴についての詳しい問診や血液・尿検査を行い、今後の流れを教えてもらいました。
初回の検診では、エコーはなく、特に妊娠が確約?するわけではありません。
(私は待ちきれず、プライベートのエコーで心拍を確認してもらいました。)
尿検査と血液検査では以下の項目を検査する目的で、検査結果は数日後NHSアプリに届き、数週間後に手紙でも届きました。もし心配な結果が出た場合は電話ですぐに連絡があり、再検査があるそうです。
検査項目
- 血液型
- HIV・梅毒などの感染症
- 貧血
- 免疫状態(風疹など)
- 血糖
- 尿のタンパク・糖
12週の検診:初回スキャン
12週で受けるスキャンがNHSでは初めてのスキャンです。(私は待ちきれず7週くらいでプライベートのスキャンを受けて心拍を確認しました。)
このスキャンでは、心拍の確認と予定日を教えてくれました。私は希望したので、ダウン症などのスクリーニングも一緒に行われました。
イギリスでは医師ではなく、Sonographer(ソノグラファー/超音波技師)がスキャンを担当し、必要があれば医師にエスカレーションするという流れのようです。すべて15分くらいで終わり、希望するとエコー写真を3枚まで購入することができます。(無料の病院もあるかも)
16週の検診:ミッドワイフとの定期健診
16週の検診では、初回の検診で行った血液検査や尿検査の結果と、12週で行ったスクリーニングの結果について話をしてくれました。私は大きな心配事はなかったようで、5分ほどで説明が終わりました。
イギリスのNHSは、妊娠は自然なことなので、リスクが低い人への不必要な医療介入は行わない方針のようです。日本の検診とは異なり不安な部分もありましたが、イギリスではずっとこうなんだし と割り切って、郷に入っては郷に従え精神で気楽に構えるようにしていました。
20週の検診:2回目のスキャン
NHSでは一般的に、妊娠期間中に受けられるエコー/スキャンは2回だけです。
20週のスキャンでは赤ちゃんの臓器や骨に異常がないか、念入りにチェックしてくれます。
私の場合、赤ちゃんがずっと後ろを向いていたようで、腰を上げてお腹を振って赤ちゃんの姿勢を変えたり(笑)、45分くらいかかったような気がします。
ここで教えてほしいと伝えると分かれば赤ちゃんの性別も教えてくれます。
20週のスキャンではエコー写真を2枚無料でくれました。
これから
現在25週の私は、28週のMidwifeとの定期健診と、30週に妊娠糖尿病検査が予定されています。
また、母親/両親学級についてはNHSの無料のものとは別にプライベートのAntenatal classを受けようと思っています。ベビーグッズもベビー服以外まだ買っていなく、冬のセールでこれから購入予定です。
後期に入ってからのことは、また追って記録していきたいと思います。
それではまたねー。

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